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2008-02-24

「戦後思想を考える」 日高六郎 (著)

Book_hidaka1 私はこの本を大学時代に読んだ。そのときは十分理解できたとは言えまい。この本が出版されたのが1980年だから、私が読んだのは初版本だろう。今手元にあるのは、古本で買った12刷。若ぞうだった私は、最初に読んだ時著者の名前を知らず、「どっかで聞いたことあるな〜」という状態。あとで「ああ、『自由からの逃走』の訳者じゃん」と気付いた。

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2008-02-23

うたごえ運動はきらいだ

つまらん記事を書いてみたい。理論的な話にはしにくい、感覚的なことだ。でも、共産党員の多い大学や職場にいたことのある人、現在そういうところにいる人で、そこはかとなくこういう疑問や気持ちを持っている人はいるのではないだろうか。
つまり、率直に言って....

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2008-02-17

わが子を殺害された守口のお母さんをめぐる報道

世間の流れは早いので、毎日の悲惨なニュースが多くても「何だかマヒしていくよなー」ということをみんなが口にする。しかし「マヒ」とは何だろう。単に関心を持たなくなることだろうか。TVに映る人の死には、実感がわかないが...。

もう半月以上たってしまった。いまごろ書いても誰もみないだろう。

大阪・守口の殺害乳児の母親、飛び降り自殺か 車にひかれ?死亡」というニュースが前にTVで流れた。(2008.1.23 11:37) その時の出来事を書いてみたい。

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<= 月16日に守口市で殺害された乳児の母親が飛び降りた東中本歩道橋=23日午前11時15分、大阪市東成区

1月23日午前3時半ごろ、大阪市東成区の市道で、女性が倒れているのを通行人が発見、110番した。女性は病院に運ばれたが全身を強く打っており、まもなく死亡が確認された。女性は大阪府守口市で今月16日に起きた乳児殺害事件の被害者の母、山中いづみさん(22)と判明。近くの歩道橋に山中さんの靴などが置かれていたことから、守口署捜査本部は飛び降り自殺を図った後、車にはねられた可能性が高いと判断、府警はひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っている。


実はこの場所、僕の職場のすぐ目と鼻の先だった。僕はたまたまの早朝勤務でこの場所を通る際、まだ現場検証中だった様子を見た(写真はニュースサイトからもらったものなので、早朝の様子ではありません)。

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2008-02-12

中国共産党は変わらないのか?「人権」主張は国家転覆扇動罪

NHKの番組ネタをとりあげた以前のエントリ、「激流中国 民が官を訴える 〜土地をめぐる攻防〜」で、現在の中国での人権抑圧がひどいものであることに驚いた。たしかに現在の中国は経済発展もめざましく、TVのニュースなどに映る街行く人の服装もカラフルだし、道路には自動車が増えて、中国と言えば自転車に乗る人の群れだったのは過去の話となってしまった。

しかしオリンピック開催に向けて国際協調を目指すはずのこの国の深奥は、僕が読んで激しく心揺さぶられた「私の紅衛兵時代」に描かれている時代と、いったいどれほど変わったのだろう。

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2008-02-03

陳凱歌「私の紅衛兵時代」

  • 「私の紅衛兵時代」 陳凱歌著 講談社現代新書

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中国の文化大革命というのは1960年代後半の出来事なので、私がちょうど小学校低学年ぐらいの頃の歴史になる。この世界史的事件は、よくその名を耳にするわりに、それがいったい何なのかはっきりとは分からないし、説明されて理解できるものではないと思う。説明されても理解できないのはそれがあまりにも理不尽で、およそ人間の理性で解釈できる代物ではないということ。なのに名前に「文化」というどう考えても人間的な文字が使われているので、聞く側がよけい混乱するのではないか。

かつてジョルジュ・バタイユの「エロティシズム」という本に掲載された中国の公開処刑写真(清時代のものだったかな)に衝撃を受けた。バタイユは処刑される青年のなぜか恍惚とした表情に視点を合わせているのだが、私は単に公開処刑というのでなく、実際に群衆が処刑を行ない参加することに衝撃をおぼえた。少しずつ罪人の肉をまわりの人々がナイフで切り取っていく「百刻みの刑」と呼ばれる処刑。中国人の群衆心理の恐ろしさがそこに凝縮されていると感じた。

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しらけにしらけた大阪府知事選挙

みなさん御存じのように、大阪の府知事選挙が終わりました。

日曜は筆坂秀世さんもたまに出る「たかじんのそこまで言って委員会」をよく見るんですが、僕は別に橋下新知事に好感も反感もありません。ただ、その「委員会」で時々言ってた、「日本は核兵器を持つべきだ」発言がどうしても受け入れられず、その一点だけでも、どこか幼稚な意見を持つ人だと思います。保守系の論者というと、共産党の人達は「保守ならみんな同じ」的な感じで見ているような気がしますが、同じ「委員会」メンバーの三宅先生などは、「日本が核兵器なんか持ったって何の意味もメリットもない。だいたい数発で地球を壊滅できる兵器なんかに何か意味がありますか!」としごく真っ当に激怒しておられる。その点橋下氏とはえらい違いです。それに自民の支援を受けるという形も、普段の橋下氏の発言とはどこか違和感がある。

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