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2008-03-13

近所に住んでる右翼のおっちゃん

なつかしい思いで

共産党も弱くなったけど、ここ最近右翼の宣伝カーもあまり見なくなったよーな。まあ街は静かな方がいいんだけどね。

昔、僕が大学生だったころ、名古屋のある公園でビラまきをしていた時の話だ。たしか核兵器反対かなんかのビラだったと思うけど、細かいことはよく憶えていない。当時右翼の宣伝カーは今よりずう〜と威勢がよかった。

僕の同級生の女の子に背の低い子がいた(たしかに大学生にしちゃ小さかったナー)。彼女も一緒にビラまきを手伝っていたんだが、その最中に公園の沿 道に右翼のでっかい宣伝カーが、例の雑音を「グワー!!!!」と鳴らせてやってきた。そして僕等のビラまきを車の高台から見下ろして、スピーカーから突如 がなりたてた。

「みなさん!!! 見て下さい!!!
共産党はこんなに小さな小学生まで駆り出して活動させています!!
なんともかわいそうではありませんか!!!!!」

僕は申し訳ないが大爆笑だった。被害にあった小さな彼女がカンカンだったのは言うまでもない。

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時代が変わって...」

大阪にかえってきた時のこと。右翼のみなさんも少しずつ勢力が衰えてきてたかな。
街を歩いていたら、例の宣伝カーがまた「グワー」と来た。軍歌をがなりたてながら、車上で一人のおじさんが演説中。そこを通りかかったパトカーが一言。

「そこの車。騒音は迷惑だ! まわりのことを考えてもう少し静かにしなさい!」

それを聞いてた僕。う〜ん、以前はおまわりさんもあんなこと言わなかったような気がするなー。時代が変わったのかなー?? すると車上に立ってた右翼のおっちゃんがマイクで応戦と思いきや? 突然口調をおだやかにしてこう言った。

「みなさんまことに申しわけございません。私達右翼も、こうしておまわりさんに毎日毎日しかられながら、日々これ勉強をさせていただいているのであります。」

なんだか突然落語が始まったかのような喋りかた。思わずプッ!とふきだしてしまった。

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近所に住んでる右翼のおっちゃん

僕 の近所に「ファッション○×ヤ」という、どちらかというと小金持ちのおばちゃま向けのきれいな洋服を販売してる店がある。そこのご主人はあまり店には出 ず、おもに仕入れなどの裏方で店を支えている、それはそれはとってもまじめな方。店の販売はおもに奥さんの方が取り仕切っているように見える。その奥さんがすごくいい 方で、客からも評判が良い。しかしもっと裏の実状を想像すると、この奥さんきっと、もんーのすごく人間のできた方なのではないかと勝手に思っている。

実はだんなさんが選挙マニアで右翼なのである。

国政選挙レベルで立候補すれば、最低数百万の資金はいると聞く。おそらくはお店の売り上げのかなりの額をつぎこんでいるだろうに。そう考えると、お店の表裏の関係とは逆に、選挙で表に出るだんなを、裏で支えるおくさんはかなりの苦労人だろうなと勝手に想像している。

つい数年前のある国政選挙。またも飛び出したい心がうずいたおっちゃんは、仲間でやってるある団体から立候補した。

ある晴れた日、そのおっ ちゃんの店のそばにある大きなスーパーの前では、舗道に共産党の小さな宣伝カー。地域のたいへんまじめな共産党員の方がマイクで演説しておられた。(僕は 共産党批判ばかりしてるから誤解されるといけないので、ついでに言っておこう。この党員の方は、こんなしっかりした方もいるんだといつも僕が感心してい る、とてもりっぱな方です。)

ふと見ると、例のおっちゃんが自分のお店の前に立って、じっと腕組みをして共産党の演説に聴き入っている。僕は思った。「おっちゃん、えらいなー。共産党だからって目のかたきにせずに、ちゃんと相手の話を聞くんだナー。」

そしてりっぱにも、共産党の演説が終わるのを待っていたおっちゃんは、やおらマイクを取り出して御自分の演説をお始めになった。まあいわゆる北方領 土のこと、若者の意識のことや日本の経済状態を憂いていることなど、けっこう期待どうりのまじめな話が続いた。おっちゃんは一人話に熱がこもってきたが、 残念ながら買いもの帰りに通る人達も立ち止まって聞くほどの人はまばら。一人そばで聞いていたあるじいさんも、おっちゃんの話にときおり首をひ ねったり....。
そうして場の空気がやや冷めてきたところ、絶妙な間をおいてから突然右翼のおっちゃん、声のトーンを一段上げてこう言った。

「み、みなさんは私のことをきっと右翼じゃないのかとか、そ、そんなふうにお思いなのではないでしょうか?!」

思わず僕は、ん? ひょっとしておっちゃん、ソフト路線に転向か? いったい何が始まるんだ?

するとおっちゃん、さらに声の調子を一段アップして、

「み!みなさん!私は単なる右翼ではありません!!右翼も右翼、超〜右翼なのですゥーーー!!!」

おっちゃんのテンションぶっ飛んだ発言に、聞いてた僕も思わずプッとふきだした。もうしわけなかですたい。

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後日、おっちゃんが仲間とやってるある右よりの団体のサイトをインターネットでさがしあてた。写真を見るとおっちゃんは背広をビシッときめて、ふだ んの洋品店のおっちゃんとは似ても似つかぬりりしいお姿!(サイトのデザインは現在変わっているようで、今はおっちゃんの写真はのっていないようだ)

そしておっちゃんたちのスローガンが次のようにビビシッ!!と謳ってあった。

「自衛隊の皆さん、行先が違います。「イラク」ではなく「北朝鮮」です!!」

お、おっちゃん!! か! 過激だヨ!! 危ないヨ!
でもなんかかっこいいかも。

このスローガン、まあ冷静な目にはどうかと思うが、でも考え様によっては、どっかの党みたいに偉いさんが朝鮮総連の大会出てはしゃいだり、それを批判した 優秀な党員を除籍したりするよりは、ず〜とはっきりしてていいかもしんない。なんせ「日本人も北朝鮮の圧制と戦え!」ってはっきり言ってるんだからサ。
(ちなみにこのスローガン見て団体名がピンときた方はかなりのツウよ。)

さて....

選挙がおわり、おっちゃんは落選。そんな翌日、駅前から家路を急ぐ僕の前を「ファッション○×ヤ」と書いたワゴンに乗ったおっちゃんが横切った。おっちゃ ん昨日までとうってかわって普通のカジュアルなシャツにジーパン。落選翌日からもうお仕事ですかぁ。
夕暮れ時、背中をまげて運転するおっちゃん、なんか 見ててつらいっす。

でもおっちゃんめげないんだろな。羽柴の旦那ほど資金力ないけど、次の選挙もがんばるんだろな。それにあいかわらずけなげな奥さんの存在...。

日本を憂いてる気持ちは右も左も同じ。おれはあんたに投票するこたーないだろうが、でもお仕事がんばるおっちゃんの姿はけっして否定できないよな。

とりあえず、明日もがんばれ! 近所に住んでる右翼のおっちゃん!





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コメント

こちらの右翼も柔らかくなっていますよ。

右翼、その一、暴力団系、、
ツヤ消しの黒い街宣車が、いつの間にかクリーム色に成っていて、ビックリしましたね。-イメージチェンジ、、
夕方5時前になると、音楽を流しながら事務所に帰っているようです。右翼も定時があるらしい。
ずーっと、市営の無料駐車場に止めてましたが、500円コイン駐車場になってからは、姿を消しました。500円×30日=15000円ですから、一万円駐車場を借りたようです。経営が大変なんでしょう。
近くのホームセンターでトイレ休憩しているのにも出くわしたりします。元暴力団ですが、60才近くになると、迫力が無くなっています。
街宣活動は、老後の天下り先、再雇用の場としては重要らしいです。
共産党、民青の天下り先としての、民医連関係、民商関係と同じと思います。
思想の入れ墨と、背中の入れ墨で、双方に、悲哀、エレジーが漂っていますね。

右翼、その二、くそまじめ系、、
近所の右翼は、団体歴50年ぐらいかな、、地域の公園の掃除、国旗の掲揚は、何十年と欠かした事がないとか言ってました。
自治会の役員歴も長いですが、色んな意見が出ていても、まとめる時は、自分の思考、主張、あるのみで、ここら辺りは、ほぼ共産党と同じ。

右翼、共産党、新左翼、極左、とかの、昭和レトロな部分が、高齢化に入って来て、後継者難、人材不作、頭硬直は共通ですね。そう書いてる自分も、何をかいわんや、、、

定時帰宅、経営難、老後の再雇用の場...。なんか心がいやされます。コットンさんの話、サイコーに面白いですよscissors。しかもクリーム色の街宣車ですか!! もしやディズニーの絵かなんか描いてませんでしたか?!
こういう話をいろんな人で持ちよると、けっこう笑えるかも。新書に「昔、革命的だったお父さんたちへ—「団塊世代」の登場と終焉」というのがありますが、誰か「昔、右翼だったお父さんたちへ」という本書いてくれませんかねーsmile

ちょっぴりほのぼのしちゃいました。
共産党のみなさまも、柔軟性が欲しいですな。

ワタクシ、甲子園&福岡ドームではガチガチの右翼です!

オラー、鳥谷! オノレ何やっとんじゃー! そこは走らんかー!
それでもニッポン男児か、ゴルァー!

あ...ところですーちゃん、共産系の末席チンピラもおられるようですネ。

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