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2008-06-22

ラサで聖火リレー、地震の被害も癒えぬ中で...

北京オリンピックまであと50日を切ったようですが、みなさんどうお過ごしでせうか? 日本人は平和だからオリンピックと言えば地デジ対応TV買おうかってな話題でもりあがるんでしょうね。私の職場の友人には右派が居るのでそうはなりませ ん。毎日、北朝鮮だ中国だの話で盛り上がってます。

中国四川省成都近くで発生した大地震、すでに死者7万以上、8万人に達する(温家宝首相 5/24に予測)とも言われている(下記ロイターの記事では5万5000人を超えるとなっているが、6月初旬のニュースですでに6万9000人を超えた)。地震のことは毎日ニュースでやっているので、誰でも知ってるしとあまり書かなかったが、あの地震以来チベットの情報があまり入ってこないのが気になる。 地震による死者は綿陽市北川県や都江堰市が中心で、チベット人も多数居住している地域。震源地のアバ・チベット族チャン族自治州汶川県(ブンセン県)との通信は寸断されており、被害状況がはっきりわからないのだそうだ。

なぜ情報がはいってこないのか? そこは世間でウワサされてるようにこういうことも関係してるらしい。

地震被災地に対して中国政府は、救援のための軍や武装警察を大量投入しているが、これらは言うまでもなくチベット蜂起を鎮圧した組織。前にも書いたが、この情報統制と沈黙の中で、被災者救済に民族差別などあってはならないと、もういちど書いておこう。

また、食品・チベットと立て続けに問題をおこしてきた中国なので、ネットでは地震ざまみろ的な発言も見られる。若い人には堅いことを言うと言われるかもしれないが、私は国家と人民は明確に区別して見なければならないと思う。洗脳された人民の真の原因は国家組織にある。今回の地震で学校などが崩れ、亡くなった子どもたちも多い。中国は一人っ子政策でずっとやってきたので、TVのニュースなどで唯一人の息子や娘を亡くして泣き叫ぶ中国の人達を見ていると胸が痛む。私の息子も一人っ子であるから、その悲しみはなおさら理解できる。

こんなニュースもあった。

今月12日に発生した中国・四川大地震による同省の死者のうち12%近くが、崩落した校舎の下敷きとなった生徒と教師だったことがわかった。新京報が24日が報じた。
同地震による死者数はすでに5万5000人を超えており、同紙は、うち少なくとも6581人が生徒と教師だったとする四川省の教育局長Tu Wentao氏の話を伝えている。
Tu氏によると、今回の地震で被害を受けた学校は1万3451校。21日夜までに、死亡者のほかに各校合わせて8810人が負傷、1274人が行方不明となっている。
今回の地震が、多くの子どもたちが授業中または休憩中だった昼過ぎに発生したことが、校舎倒壊による犠牲者が増大する要因となった。
中国政府は、近隣の建物の多くが倒壊していないにもかかわらず、膨大な数の学校が倒壊し、犠牲者を出したことについて調査を始めている。
生徒の両親らは、校舎が手抜き工事や安全基準を満たしていなかったことが校舎倒壊の原因だとして関係当局を非難。校内の非常口に鍵が掛けられていたと主張し、子どもたちが犠牲となったのは「自然災害ではなく、危険な建物によるもの」と書かれた横断幕を作るなどした。

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さてそんなおり、今日はこんなニュースが新聞の一面に。

北京五輪の聖火リレーが21日、中国チベット自治区ラサで行われた。今年3月に発生した僧侶らによる騒乱は聖火リレー国際ルートで続発した妨害行為の火種 となった。チベット独立派が妨害行為を計画しているとの情報も流れ、市内には厳戒態勢が敷かれたが、大きな混乱もなく約2時間で終了した。

聖火は午前9時12分(日本時間10時12分)、歴代ダライ・ラマの夏の離宮だった世界文化遺産、ノルブリンカ前を出発。動員組を除く一般住民が締め出 され、約10メートル間隔で武装警察官らが立ち並んだ市内をめぐり、歴代ダライ・ラマの宮殿だったポタラ宮前で、世界最高峰チョモランマ(英語名エベレス ト)に登頂した聖火の火種と合流した。

四川省の地震が起きた後、数日もたたないうちにYouTubeでは「この困難に打ち勝って、オリンピックを成功させ、中国人民の偉大さを世界に示そう!」的な中国政府作成の動画が流れた。画面の手法は今風ではあったが、言ってることは文革の頃と大差なく、地震で何万人死のうが自国のアピールに余念がない中華国家に吐き気がしたものだ。その後の地震のニュースを見ていても、被災地に国家や省の首脳が訪れるたび人手が取られ、救済活動が数時間ストップすると訴える人がいたり、こんな悲惨な災害下でも中国という国の矛盾は根っ子から吹き出している。とくに瓦礫の下敷になった人を救い出したその日がその人の誕生日だったからと、病院に連れて行くよりもその場で誕生ケーキのロウソクに火を灯して軍兵士がお祝いしている映像にはあきれかえった! 思わず阪神大震災の時、家の瓦礫に挟まって動けなくなったおばあちゃんにマイクを向けて、「救援隊は来ましたか!」と何度も聞いては「まだ来ませんのよ」と言わせていた超バカなアナウンサを思い出したが、あれは民放とアホアナの問題にせよ、こんどの中国から流されてる映像は国家が許可しているもんだぞ。そんな映像を配信されて垂れ流している日本のメディアも、そこで何かコメントぐらいしろよ! 変だろが〜ーーー!と、つい思う。

今の中国が必死に見せたい「外見」の一つは「民族融和」である。そのためチョモランマに聖火を登頂させたりする際も、チベット人登山家を使ったり、今回のラサ聖火リレーでも、半数近くのランナーをチベット人にするなど、「外見」の取り繕いに賢明だ。

チベット騒乱では中国政府の対応が世界各地のルートで妨害行為や抗議活動を引き起こし、人権問題に対する批判に拡大した。中国政府にとってチベット自治 区は、新彊ウイグル自治区と並び、チョモランマ登頂以上の“難所”だった。  
だが、「民族融和」を掲げる中国政府はチベット自治区でのリレーを中止にするわけにはいかない。このため四川大地震を口実に、当初3日間の予定だった同 自治区でのリレーを1日に短縮。コースも26・6キロから9・3キロに、時間も8時間から約2時間に削った。 当日は車両の通行は禁止され、沿道の商店も閉められた。住民にはリレーの出発地点や開始時間、ルートも知らされなかった。リレーのルートに通じる道路にも 二重の有刺鉄線を巡らす物々しさだったが、チベット自治区政府の白瑪赤林副主席は「チベット青年会議などが聖火リレーの破壊をたくらんでいる」として、厳 重な警備を正当化した。  156人のリレー走者のうち77人は漢族で、75人のチベット族を上回った。聖火は21日中に次のリレー地、青海省に運ばれる。

Lasa_seika しかしどうしても、こうしてどこかしこに綻びが出る。本当なら日本でのプロ野球がそうであったように、地震で被害にあった人々を聖火リレーというイベントが少しでも勇気付けるものであるべきはず。それが、どこから見ても美しさのカケラもないではないか。

関係者によると、ラサに投入された軍や武装警察の部隊は総勢1万人を超え、観覧を許可されたのは政府機関や国有企業の職員ばかりだったとか。10m間隔で武装警官が並ぶとか、道路に二重の有刺鉄線を巡らすとか、...平和の祭典と言いながらこんなことしなきゃなんないなんて「もう止めたら? オリンピック...」と言いたくなる。

テロ支援国家指定の解除がほぼ内定したらしい北朝鮮とは、水面下でオリンピックのことも話されているらしい。一部のウワサでは、金正日を開会式に招待しているとか???

ブッシュと福田はんとジョンイルが並ぶって、そんなのありえなーい! 見たかないよ!!

みんな帰っちまうって!!

 

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