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2008-06-07

すごい若者がいる!

5/25日にTV放送された「情熱大陸extra ネクストジェネレーションの9人」(毎日放送)

おやじはつい「最近の若いやつは...」が口ぐせだが、いやいやそれにしてもすごい人はすごいと実感。そのうち一人は我々にはすでに有名な方だったが。

特に感銘した数人を紹介。


  • 松井えり菜 (まつい えりな)(画家・24歳)1984年生まれ 岡山県出身

自分の顔をドでかいキャンバスにドでかく描く自画像画家。女の子なのに口からよだれや、鼻から鼻水。すさまじー。
話題の女性画家と言えば松井冬子が有名だが、同じ松井でもこちらはめちゃくちゃ明るい画風で対象的。

本人のウェブサイトで作品が若干見れる。面白いと見るか気持ち悪いと見るかは、見る人の自由(笑)

  • 松永貴志 (まつなが たかし)(ジャズピアニスト・22歳)1986年生まれ 兵庫県出身

Jazzが好きな人には、上原ひろみ(28) とともに彼はすでに有名。何がすごいって、5歳でピアノを始めてから全くの独学でやってきて、ついにブルーノートから全米デビューしたという事実。音楽大 学はおろか、街のピアノの先生にすらついてないんだぜ! 本人いわく「できると思い込めば、何とかなるもんですよ」と。彼を見ていると、そのあがらない(人前で緊張しない)性格が、うらやましい。

13歳の時ハンク・ジョーンズに絶賛され、あっという間にプロの階段をかけあがって、今では全米・ヨーロッパツアーを敢行する世界的ジャ ズ・ピアニストの仲間入りをしてしまった。たしか報道ステーションのテーマソングになっている Open Mind は彼の曲だったはず(やはり注目の若手サックス奏者 矢野沙織との共演)。

松永貴志 公式ウェブサイト Takashi Matsunaga

  • 安田菜津紀 (やすだ なつき)(フォトジャーナリスト・21歳)1987年生まれ 神奈川県出身

高校生の時にNPO法人「国境なき子どもたち」のプログラムに参加し、カンボジアを訪れた。親に虐待を受けたり、人身売買された子どもたちを目の当 たりにして、フォトジャーナリストになることを決意したとか。そう聞くとモノクロで深刻な現実を撮るのかと思いきや、さにあらず。写った子供達の姿が素晴 らしくイキイキしていて明るい。若いのにこういう決意で途上国に飛びこんでいく人がいるんだなーと思うと、自分の若い頃はえらそな理屈ばかりで、なーんも できてないなーと。

ヤハギクニヒコ×安田菜津紀 写真展 『トライ/アングル -a piece of journalism』

  • 福原美穂 (ふくはら みほ)(アーティスト・20歳)1987年生まれ 北海道出身

いやはやこんな子居るんだ!!
北海道? 黒人でもなし本格的に英語を勉強したのもきっと大きくなってからだろう。なんだこの歌唱力は!! なんだこの自然な英語は!! 努力だけでここまで来れるんだろうか。彼女は、地元テレビ番組のカラオケコーナーでマライア・キャリーの曲を歌い、その圧倒的な歌唱力を見た東京の音楽会 社のプロデューサが飛びついたのだとか。まるでマライアがデビューした時の有名な逸話そのまま。TVでもそのときの地元番組で唱う、当時セーラー服の中学生(!)だった彼女の映像が流れた。商店街の前で素人に唱わせるただのバラエティーだったが、彼女の唱うマライアの何と上手いこと!

その時の映像がちょっとだけ出てくる。「福原美穂 恋人たちのクリスマス

ちょっと気に入ったので、彼女の公式サイト(Sony)も。4月16日にシングル「CHANGE」でメジャー・デビューしたそうです。

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そして有名なこの方。

  • 登大遊 (のぼり だいゆう)(プログラマー・23歳)1984年生まれ 兵庫県出身

すでにWikipediaにも載っている彼。数年前、ソフトイーサの開発者が筑波の大学生だと聞いて驚いて以来、コンピュータ好きの中では有名な人である。昨年のTech総研の記事がある。

登大遊@PacketiXは好奇心の振幅が非常に広い/Tech総研

いかにもという感じの風貌の彼だが、小2からプログラミングを始め、高校の時にはすでに、携帯電話用のソフトを開発したり、コンピュータの専門書を 書いたりして実収入を得ている。TVでは、僕等でもちょっと読めないTCP-IP(インターネット通信の基礎技術)の高度な専門書を拡げて、大好きな本で すと笑っていた。「TCPの状態遷移図を見ると頭がすっきりするんです」ってか。出来の違いを見せつけられると、多少なりともプログラミングに関わる者と しては、気分がなえるわな。

彼の日記サイトがある。

登 大遊@筑波大学情報学類の SoftEther VPN 日記

「偉大な研究室の先輩まつもとゆきひろ氏」と、「Matzにっき」へのリンクがあるので、Rubyのまつもとさんとは先輩後輩にあたるのだな。

関係ないが、登君のお気に入りで、日記でも紹介されている、筑波大学に関する都市伝説を解説する Web サイト 『筑波研究学園都市のなぞ』というのがある。僕も前によく読んでいた。なかなか面白い。これを読むと筑波大の地下は迷宮である。しかも国家機密級(?)のwww

天才 登大遊 がすごいのは、若いのに低レベルの基本技術に精通しているということ。PCに疎い方のために説明すると、この場合の「低レベル」とはソフトウェアのレベル よりも機械的なレベルに近いという意味。若い人はコンピュータ関係に興味を持っても、どちらかと言うとWebアプリケーションのような上層部分、ユーザと 直接接する華やかな部分に興味がいきがちだ。このためIT業界でも、アセンブラからやってきたような団塊世代のプログラマとの間に。ジェネレーション・ ギャップが生じ、C言語レベルで書かれた技術の継承がうまくいかない。登大遊はこのあたりをやすやすと乗り越えて、基幹的な新技術を開発してきたのがすご い。TVではC++でさくさくハックしている様子が写っていたが、「Java、C#、C++も使えますが、低レベルのモジュールを書くことが多いので、コ ンパイルしたときの結果が予測しやすいCを使っています。」だそうである。

ちなみに"登大遊"でググってみたら、検索結果が96、300件になった。2chでは彼をすでに「神」と呼ぶ人も居るw

TVではネットの中を情報がいかにハダカの状態で流れているかを実証する実験をしていた。登君が2台の液晶をつないだPCの前で、特殊な解析ソフト をあやつる。離れた所のPCから女の子がグーグルで検索すると、数十秒内に、検索サイトと検索語を言い当てた。「おまえの考えることは、すべておみとおし だ!」ってことか。

そういえば、「平成15年度センター試験データ流出事件」というのがあった。ネットでの情報漏洩問題としては、かなり深刻な出来事だったと思うが、この事件を発見し通報したのはSoftEather開発者の登氏だったとのこと。

「当時、私は高校3年生であった(ちなみに、受験はできなかった。すでに筑波大学にAC入試で合格していたためである)」とか。

何?! 高校3年生の時の出来事だって!

登君、やっぱすごすぎます!

Daiyu

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