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2008-12-15

近々死刑になる家族に会えない国

中国で人権がどの程度尊重されているのか、具体的な例となるニュース。中国関連のニュースを載せているサイトから。

産経などにも載っていたニュースである。(「スパイ罪で科学者の死刑執行 中国」(産経:2008.11.29 19:09))

このニュースから以前聞いた恐い話を思い出した...。

タイトル通り,中国には死刑執行後,家族に通知する制度が存在しないようだ。

新浪新聞(中国語)によると,11月28日,中国人科学者,沃維漢(Wo WeiHan)氏59歳に死刑が執行された。沃氏は台湾に中国高官の健康状態やミサイル制御の情報を台湾政府に漏洩したとされ,2005年に逮捕,2007年5月に死刑が確定していた。

沃氏はオーストラリアに定住しており二人の娘はいずれもオーストラリア国籍,娘婿はアメリカ人という事情もあり欧米豪の国々は今回の死刑執行に遺憾と不満を表明していた。中国側はこれまで同様内政干渉と強く反発,逆に各国を非難している。

沃氏の娘によると,もともと11月28日は父親と面会するよう許可を得ていた日だったそうで,彼女はオーストラリア大使館員から父親に対する死刑が早朝すでに執行されていたことを間接的に聞かされた。中国にはまだ死刑執行を家族に通知する正式な制度がないらしい。

米国籍の娘婿は義父の為に奔走し米国政府がこの問題に関心を寄せるようになって,沃氏が自白を強要されたことや,その際弁護士がいなかったこと,裁判にも弁護士が出廷していないことなどが分かり,中国政府の公正な裁判が行なわれたとの声明と異なることが判明した。

沃維漢氏は書いてあるとおりいわゆる政治犯。この政治犯というものに限定して言えば、僕個人の意見は完全に「死刑反対論」。自白強要とか弁護士を付けないとか、裁判時にも弁護士が居ないなど、「経済先進国」になりつつある国としては最も最悪な人権無視状態じゃないだろうか。信じられないほどのアンバランスな国家になってきている。先日の各地で起きている「暴動」の件でも、警官が少年を殴るとか村人を射殺するとか、日本ではありえない話。沃維漢氏の詳しいことは分からないが、オーストラリアに定住しているのなら、オーストラリア政府は「遺憾と不満」で終わりだろうか。と言うより、中国が、このたぐいの問題に他国が手がだせないようにしているのだろうか。

このニュースを聞いて、なぜか下記のWikipediaで読んだ話を思い出した。

人体の不思議展」というのをよくやっている。初期の不思議展は行ったことがある。初めて見た人には驚愕の代物だろう。しかし私が見た初期の「人体の不思議展」と今のそれとは、人体標本の提供団体が違うという話だ。言われてみれば初期のものはヨーロッパなどから来た遺体が多かったように思う。

中国では、死刑が異様に迅速に執行されることが多いと言う。特に政治犯は。面会を申し込んでも、会う前に刑が執行され、遺体にすら会えないとしたら、そしてその遺体はどこかへ運ばれて行くとしたら?

Wikipediaの全てを信用することはできないが、いろんなことが結び付いて、自分の頭の中に不気味な妄想が広がっていきそう...。こんなのウソだ という人もいるんだろうけど、例えば日本でも、薬害エイズやC型肝炎の原因を引き起こした血液製剤の原料には、アメリカの刑死した人間の血が含まれていた などということがあったわけだし、現実に中国では死刑囚の臓器が売買されていると言う。

中国は恐ろしい国だ。


(以下抜粋...Wikipediaもいろいろと政争の具にされているらしい。内容が変更されるといけないので部分を引用しておく)

「人体の不思議展」

近年日本でプラスティネーション標本の展示会「人体の不思議展」が開催されている。

この主催者は「プラスティネーション協会」とは全く別の団体である。こちらはプラスティネーションを「プラストミック」と称し、主に中国で提供され た死体を検体としているのが特徴。中国政府の外貨獲得手段として利用されている側面がある。こちらの検体は、中国で大量に執行されている死刑の産物である 疑惑が持ち上がっており、中国政府の行為は事実上人体の売買にあたるため、死体を見せ物にして死者の尊厳を損なっているという批判も併せて倫理的な問題と なっている。

プラスティネーション協会は同主催者を模倣だとして権利侵害を訴えている。

ただし、初期(1996年から98年頃まで)に開催された「人体の不思議展」は「プラスティネーション協会」との提携のもと行なわれたものであり、 展示標本も同協会から借り受けたものであった。1998年にハーゲンスと日本側の主催者が契約関係で揉めたため、標本も協会側に返却され一旦人体の不思議 展は終了している。中国で標本を新たに作製し、団体構成を一部変えて2002年頃から「新・人体の不思議展」と称し(現在では「新」の文字がとれている)開催されているのが現在の「人体の不思議展」である。

Wikipediaの下のほうにある気になるリンクも。

初めて「人体の不思議展」を見た時は、脅威と同時に「本当に見ていいものなのか」という戸惑いがあった。初期の展示にあったヨーロッパ系の人体にしても、刑死者などが含まれていたことに変わりない。特に大紀元の記事を信用するならば(あくまで信用するならばだが)、プラスティネーションという技術を開発したドイツのギュンター・フォン・ハーゲンスという人物もまた暗い背景を持っているかのようで、そうなると初期の不思議展も疑問に思えてしまう。

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