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2009-01-20

「白リン弾」についての追加

ここしばらく「白リン弾」のことでネットをうろついた追加メモ。

日本テレビのニュースZEROで、日本の自衛隊は「白燐弾は扱いが難しいので、現在は使用していない」と報道した。私もこのニュースは見た覚えがある。
ここを読む限り、このニュースはまちがっているようだ。ちょっと軍事マニアっぽいサイトだが、いろいろと参考にはなる。

防衛省装備施設本部の装備品に関する情報の調達予定品目には、ちゃんと「白リン弾」と関連項目が書かれてあるらしい。このへん兵器の素人にはわかりにくい。

平成20年度 調達予定品目(中央調達分)(調達実施計画ベース)

・81mmM、JM42A1WP発煙弾
・120mmM、JM2WP発煙弾
・発煙黄りん手りゅう弾

WPはまぎれもなく「White Phosphorus」=白リン弾を表すとか。黄リン(黄燐)も「少量の不純物を含む白燐の事」だそう。「英語圏では区別せず、両方ともWP扱い」とある。そういえばとあるニュースでも、「白リン」=日本で言う「黄リン」と解説していたのを思い出した。

結論。日本の自衛隊にも「白リン弾」はあると。

....もともと発煙弾だからあるわなw

「白リン弾」について詳しく調べているサイトを、もう一つ。リンク集等も含め、非常に参考になる。

「白リン弾」の戦場での使用は、イスラエルよりも米軍が先。米軍はイラク侵攻に際して、ファルージャで「白リン弾」を使った。このサイトによれば、他にも「白リン弾」はこれまで、いくつかの国によって、国際紛争の場面や自国の反乱者に対する弾圧・虐殺の目的で使われているようだ。目についたものをざっと列挙する。

  1. サダム・フセインに忠誠を誓うイラク軍が、クルド人の反乱に対する残酷な弾圧行為において、白燐化学兵器 white phosphorus (WP) chemical weaponsをクルド反乱者とErbilの民衆に使った。・・・イラクのDohuk県でも使っていた可能性がある。白燐化学物質は、火砲とヘリコプターにより打ち込まれた。
  2. 英軍が、イラクにおいて、白燐を使用していた――ただし煙幕を作るためだけに限られる。ジョン・リード国防大臣が明らかにした。
  3. 95年2月、ビルマ軍はタイとビルマの国境にあったカレン民族同盟(KNU)の要塞ワンカー(コームラ)基地を攻撃した際、中国人教官たちの応援のもとで、白燐弾など数種の化学兵器を投入した。その時、大勢の中国軍人が関与していたことを示すおびただしい交信を傍受してい る。

ついでに、このサイトに載ってるフロッピー麻生の外相時代の痛い発言。

「米国政府は民間人を攻撃の対象としたことはないと説明している。白リン弾は通常の武器で非合法ではない」
「掃討作戦は治安維持のために必要だ」

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