« 「赤旗」って老人誌だったんだw | トップページ | 脳にとっては唯物論なんてどーでもいいw »

2010-01-17

Google中国の解散が正式決定らしい...

/.のたれこみによれば、どうもそうらしい。

1/13頃、Googleは、中国当局の検閲を受け入れない方針を発表した。その数時間後、中国では掲載が禁止されている天安門事件の映像(戦車の前に立ちはだかる有名なあのおにいさん)が「Google.cn」から見れるようになっていたとか

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2682153/5166197

もはや全面対決かと思って、ちょっとワクワクしていたが...。

以下 スラッシュドット hylomによる 2010年01月16日 17時40分の掲載

Google、中国支部の閉鎖を正式決定?

あるAnonymous Coward 曰く、 中国メディアCCIDCOMの報道によれば、15日に中国Google従業員の全体ミーティングが行われ、Google CEOのシュミット氏が、中国政府との交渉に失敗し、Google中国の解散を正式決定したと発表したそうだ(福建三明在鳳凰網財経中文版Engadget)。

Google中国の従業員は、半年分の給与とボーナスの補償を受け、一部の職員はアメリカ、またはアジア支社に移転する。また、中国国務院側も今晩会議を開き、Googleに対する処分を決定するということ。

Engadget中国語版によれば、この件に関する中国国内の報道の多くが検閲され、削除されているとのことです。

経済だけグローバルにしておいて、この古い中共の体質がそう長く続くとは思えない。撤退とみせかけておいて Google はきっと中共が考えていることの上を行くだろう。

昨年の東洋経済9/27号「Google10年目の大変身」では、中国の検索エンジン「百度」に押されつつも着々と現地法人化を進めるニュースが載った。Google中国の本拠地は、「中国のシリコンバレー」と呼ばれる北京市北西部の中関村にある。エンジニア300人が働く。

北京大学、清華大学などのOBも多く、マイクロソフトからの転職組も含まれていた。そうしたおそらくは中国でも優秀な理系大学出身者であろう若い中国人社員たちが、カラフルなTシャツを着て休憩時間にビリヤードなどを楽しむ写真は、ほんとにここが中国か? と思うほど垢抜けていた。少なくともGoogle中国支社に情報の統制や閉鎖性は無いと、写真だけからは感じられたが...。

今回の事件で、中国でのGoogle利用率は逆に4割に上昇したらしい。08年の統計では、「百度」が60.7%、Googleは26.8%であった。その他ヤフーなどは合わせても10%程度ということになる。中国サーチエンジンのシェア比率では、ここ数年「百度」とGoogleの一騎打ち状態だったわけだ。

音楽ダウンロードや掲示板サイトなども充実させて、見た目の「今どき」だけは創りながら、中国の検閲にしっかりと従う「百度」の立ち位置は、私には異様に思える。ある意味、先進的なスキルを使って、情報統制のアミを張っているようだ。

Googleが中国に進出した当初、特に06年、検索機能を一部自主規制していることが発覚し、「あのGoogleでさえ、中国政府への批判は掲示させないのか!」とネット上で大批判があった。当時は「制限をかけてでも閲覧可能にしたほうが中国ユーザの知る権利に利する」とGoogle幹部が説明したが、それはこれから新市場に乗り込む企業の戦略としてはむしろ仕方無いものだったと思う。今回の事件を読めば、誰にでも開かれた情報を自由に素早く提供するという、Google自体の本質は変わっていなかったことが確認できるだろう(まあ、たまに開かれ過ぎてて危ないとこも感じたりするけれどw)。

技術的には、イー・モバイルなどのUSB機器でプロバイダ−を介さずにネットに接続するなどの方法はできている。エリアが国内に限られるのが難点だったが、携帯電話型のものでは海外で使える機器が現れている。AppleもMSもモバイルPCが携帯電話型に進化するレベルに来ている。他国の通信衛星を使って、中国国内から他国のサーバを中継基地にして、海外の情報を手に入れることはもうすぐ可能なはず。国家がネット情報を規制して検閲するなんて、そんなムダなこと、いつの時代の発想なのよ? という段階にさしかかっているのだ。

戦争や国家どうしの従属関係などでなく、経済の交流とネットによる情報の流通によって、中共のような専制国家体質は、徐々に融解していくのが望ましいと思う。日本人も単純な拝外主義にこり固まるわけにはいかないし、グローバル化に完全に踏み出してしまった中国もそこは同じだろう。Googleは、きっと次の手を考えているに違いない。

« 「赤旗」って老人誌だったんだw | トップページ | 脳にとっては唯物論なんてどーでもいいw »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/120253/47318501

この記事へのトラックバック一覧です: Google中国の解散が正式決定らしい...:

« 「赤旗」って老人誌だったんだw | トップページ | 脳にとっては唯物論なんてどーでもいいw »

aBowman

別荘はこちら

  • Marbles2
    音楽、美術、映画、本など趣味的なページはここに移転しました。考えるのが面倒だったので、タイトルは単に2です。

ウェブページ

2018年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

mail

  • 82pkdick@gmail.com

最近のトラックバック

無料ブログはココログ