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2015-10-11

安保法反対派の、この感覚がわからない......

反対派が「戦争法案」と呼ぶ安保法が可決されたことに対して、10/2に東京の日比谷野音で、諦めずに同法を撤廃に追い込もう的な集会があったそうな。集会のタイトルは「安倍政権 NO!1002大行進 民主主義を取り戻せ!戦争させるな!」だったとか。で、たまたま見たレイバーネットの記事、載ってた集会の写真が酷い......。

100203_2

この写真自体単なるプラカードごときどうでもいい話。とは言え、この川柳は左翼の「現実把握」のダメダメな点を象徴するような言葉に見える。この写真を誇らしげに載せた記者も、同じような思考回路をしているんだろう。

ネットニュースで読んだ調査では、安保法反対派の集会に参加しているのは、4割近くが共産党員で、あとわずかに社民党支持者だという。ある角度で見れば、半数近くが特定の党派を持たず集まったというのは評価できる話。実際のところ本当かどうか知らないが、集会で既製左翼政党を支持する労働組合の旗などを掲げないでほしいとか言ったSEALDsの話は面白いし、昔の原水禁運動のように、旗を掲げるなと言われても「集会が反動勢力に指導された!」とかいった馬鹿げた大騒ぎもできない、今の共産党の弱い立場も見え隠れする。

しかし半数は居る既製左翼政党の支持者たちが、いやその支持者を通じて既製左翼政党が何をするか、無党派の若者たちはあまり知らないんじゃないでしょうか?

どちらかと言えば原発反対の私でも、この反安保法集会が、安保法可決前後から反原発と結びついていくことが何かしら理解できない。安保法反対派は、SEALDsのような一見党派性のあいまいな若者集団が主導していることで注目されたものの、結局既製左翼にありがちな、焦点の定まらない「◯✕反対運動」に拡散していくのでしょうか?

昔から何度も繰り返されてきたことだけれども、運動の焦点が拡散していく過程で、何か言い過ぎた感じの、”極端な”、一般の視線とは浮き上がったものが見え隠れして、マスコミが切り取って見せるほどには国民からその運動は支持されず、結果的に彼ら既製左翼の呼ぶ「保守反動」の補完勢力に成り果てる、そんな道が見えたりして......。

実際に私の知ってる共産党員で、この間の一連の反安保法集会に参加した人が言っていた。「テレビで見たけど、ある評論家が、反対派の集会に出ている若者は勉強不足だと言っていた。なんてピントのずれたバカなことを言うんだろう!と思った」と。

さも正義のように書かれた、あの川柳プラカードのような言葉を、実際にスーダンに派遣された自衛隊員やその家族は何て受け取るか、実際に聞いてみたい。そのうえで、自分は勉強不足でないかどうか、ただ「反対」を煽るだけで、立場の違う人の気持ちを無視していないかどうか、よく考えたほうがいいと思う。

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