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2018-01-20

徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪

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徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪

小川榮太郎 (著)

朝日新聞はこの本と著者を訴えるとしていたらしいが、どうなったのか?普段「言論の自由」を標榜する大手新聞が、自分とこを批判する本を訴えるなんて事自体、頭は大丈夫か?と思ってしまう。

ついこの前、トランプが勝手に「フェイクニュース大賞」を決めたらしい。最近出たWILLの2月号別冊(売れてるらしいw)の表紙にも「朝日新聞」の赤い大きな文字の読みとして「フェイクペーパー」と添えてある。 今日の夕方TBSのニュースを見ていたら、トランプの「フェイクニュース大賞」について解説委員が次のような意味のことを言った。

「自分と意見の合わない報道を一方的に『フェイク』と決めつける姿勢はあまりにもアンフェアだと思いますが、これは我が国の報道に対する出来事においても他人事ではありません。」

よりによってTBSが何言ってんだ?と思ったのは私だけでしょうか?

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加計学園の「総理の御意向」文書、朝日新聞が隠した部分

加計学園の認可を進めることについて「総理の御意向」だと読める文書を最初に報道したのは昨年5月のNHKの深夜11時のニュースだった。ここでTVに映された文書の写真は黒塗りの箇所があり、また周辺を影でぼかしていた。この翌日5/17付朝日朝刊1面トップ記事で「新学部『総理の意向』」「文科省に記録文書」という見出しの記事が報道された。著者の言うように、新聞の朝刊が作られる時間を考えれば、この数時間の間にNHKと朝日新聞の関係者間で意図的な連携があったと考えるのが自然だが真偽のほどはわからない。ただNHKのニュースは深夜11時ということもあり、またわずか1分半ほどの短いものだったため即効ではあまり話題にならなかった。翌朝の朝日新聞に掲載された記事こそが、そこから長く始まる「加計学園疑惑」なるもののスタートだった。

この加計学園をめぐる「疑惑」については、偏向報道でありそもそも左派マスコミの捏造であるということは、様々言われてきたし前にも何度か書いたからもう筆を重ねなくていいと思う。ただ次の1点を知っていれば十分だ。 つまりそもそもの5/17付朝日朝刊1面トップ記事に掲載されていた「疑惑の文書」の写真は、NHKのものと違う文書だが、やはり周辺部分が影でぼんやり隠されて読めなくなっている。しかしその朝日が隠していた第3節の1行目から2行目に次のような文章が載っているのが後で暴露された。

「『国家戦略特区諮問会議決定という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか』

これは明らかに官僚がことを進めるにあたって、総理からの指示はないが、指示があったかのような形にすれば何とかなるだろうという意味にしか読めない。実際に「総理の御意向」があったのであれば、この文書のような”..........ということにしておこう”という書き方にはならないのは明白だ。

日本維新の会の足立康史衆院議員は昨年11/15の衆院文部科学委員会で、この点を踏まえて朝日の記事は捏造ではないかという質問をしている。1年にわたり野党が無意味な国会討論に明け暮れる契機を煽ったという意味で、足立議員の「朝日は死ね」も言葉の表現は悪かったかもしれないが理解できる。

この本の著者小川栄太郎氏は、「疑惑」の文書がこのような文面になった理由について、あとで獣医師会や族議員から文科省が追求された場合に言い訳が立つからだろうとしている。この理由付けは推測ではあろうが、いずれにしろ朝日新聞はこの部分を知っていてあえて見えないように画像処理して掲載しており、その事実だけでも加計学園をめぐる「疑惑」なるものが、朝日新聞に始まる意図的な偏向捏造であったことは明らかである。

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森友学園問題のキーポイント2点

昨年暮れに加計学園の獣医学部がとうとう認可された。野党もゴタゴタが続き、さすがにこの話はもう出てこないだろうと思っていたら、昨11月末に会計検査院の検査報告が出たこともあり、今度は森友学園の問題が再燃して年が開けても報道された。会計検査院の報告は、左系の識者には朗報と映ったらしい。まだまだ「モリカケ」問題で追求するぞという気になったのだろう。

例の偏向番組代表サンデーモーニングでは、田中秀征という学者が加計学園の件で「はやく疑惑を解消してもらわないと、もうすぐ入試が始まる。学生さんたちが可愛そうだ」とのたまった。加計にしろ森友にしろ「首相周辺の疑惑」に結びつけたのは、他でもない朝日新聞やTBSなど左派マスコミである。その偏向報道によってありもしない大騒ぎを煽り立てたそうした流れの代表番組に出て「学生さんたちが可愛そうだ」も無いものである。可哀想な状況を作ったのは偏向コメンテータたちも共犯だろうと言いたくなる。

加計学園の「疑惑」は完全な捏造だが、森友学園の問題には「問題」が無かったわけではない。ただそれは、国有地の売却においてきちんと入札を行わなかった財務省と近畿財務局の問題であり、一地方の問題案件である。それはもともと国政に関わるような話では無かったはずだ。

この本に書かれているような籠池氏の教育方針に賛同する父兄も多く居たといった話は、私達には真偽が明らかでないし、本質的なことではないと思う。むしろ森友学園の話も加計学園の話と同じで、時系列に並べて追っていくと明確になる。この本に書かれた2つの事実を抑えておけば十分だろう。

1) 昭恵夫人の名誉校長就任は森友学園の小学校建設認可がおりた4ヶ月後、平成27年9/5のこと。


すでに平成27年1/27に私学課が認可適当とし、5/29には近畿財務局と土地契約を交わしている。昭恵夫人が講演に訪れた時はもう7月末から森友側費用建て替えで工事が始まっていた。

2) 昭恵付政府職員の谷査恵子さんに籠池氏が手紙を出したのが平成27年10/26、谷さんがFAXで返答したのは11/17、土地値引きで8億円の話が出る前の年、約3ヶ月〜4ヶ月以上前であること。


近畿財務局が8億円の値引きを決めたのは問題だが、その値引きの原因となった土地の瑕疵発覚は平成28年3月である。籠池氏の手紙にも、何とか土地を安くしてくれるよう頼んでくれと書いてあるが、土地の瑕疵問題は出てこないし、谷さんの返答FAXも「財務省に問い合わせたが希望には添えない」という、ごくごくふっつーーのものだ。

細かい経緯はこの本を読めばわかるが、この2つの点を見ても、小学校認可や土地代金の大幅値引きに、昭恵夫人や側近職員が関われるはずもない。そもそも国政レベルでの首相や家族への「忖度」とかいう事案事態が存在しない。

にもかかわらず朝日新聞のような左派系ペーパーや左派系TVのニュースは、いかにも籠池氏が昭恵夫人や夫人付職員を介して8億円もの値引きを忖度させたかのように演出していた。

森友学園が熱望していた小学校認可の要件は、大阪府の私学課と近畿財務局の間で「ニワトリが先か卵が先か」の話である。私学課にすれば、認可対象の法人は、学校建設の土地も保有し健全な財務であることが望ましい。一方近畿財務局にすれば、土地を貸すあるいは売却する法人が、社会的に必要な目的を持つと認められて、すでに学校建設を私学課から認可されていることが望ましい。この両者互いに引き合う条件に籠池氏自身が業を煮やしていた。政治家(ただし関西のであり首相近辺ではない)の口利きも含めて様々な圧力をかけようとしていたが、籠池氏が陳情に訪れていた鴻池事務所などは深く関与しようとはしなかった。

そしてたび重なるやかましいほどの籠池氏の陳情に、最終的に府の私学課が折れ、近畿財務局との間では借地契約であるにもかかわらず私学課が認可した。本来借地で認可は出ないルールであり、専門家からも森友学園の経営に疑義がでていたにもかかわらず、担当課の職員が認可適当を出している。そして順番としておかしいが、この認可を受けて近畿財務局の方が、10年借地させて最終的に森友学園が土地を買い取るという契約がなされた。

私学課が認可適当としたのが平成27年1/27、これを受けて近畿財務局が籠池氏と十年買受け特約を付けた有償貸付契約を交わしたのが平成27年5/29。著者の言葉を借りれば「こうして役所間と審査員の間に根拠なき信頼循環が生じ、結果的に、資金繰りが困難で詐欺を働いていた事業者と契約するという行政判断の誤りが生じた」

そして例のゴミ撤去工事が始まり、同じ頃、塚本幼稚園に昭恵夫人が招かれ講演をする。その直前に名誉校長になってくれと籠池氏から頼まれた昭恵夫人はそこでは断ったにもかかわらず、講演の中で無理やり、戸惑う本人をよそ目に名誉校長就任を承諾してもらったと父兄の面前でねじこまれる。

ところが地下3メートルまでのゴミ処理工事が終わり、さあ校舎の建設にかかろうとした翌28年3月、杭打ちの中で地下9.9メートルから大量のゴミが出る。こうして「話がちがうじゃないか!」と籠池氏としては強く貸主である財務省に抗議する事態が生まれた。例の8億円の値引きの話はこの「瑕疵物件」問題から発生したのである。「財務省側としては、ただちに急がねば訴訟規模がさらに大きくなる可能性が高かった」ので、要はビビってトラブルを恐れ売り急いだのだろう。

しかしこうして時間経過を追ってきちんと調査された文章を読むと、湧き上がる疑問は朝日新聞に対してだけではないなと思う。確かに首相や政府側の説明も下手くそだった。しかしさらに問題は、加計学園における文科省と同じで、これだけの明らかな経緯があるにもかかわらず、マスゴミと野党の偏向捏造で政治が混乱してゆくのを、ずっと横で眺めていた財務省、近畿財務局って何なのだろうか?

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